「栄養士、向いてないのかな」
そんな言葉が、ふと頭に浮かんだことはありませんか。
病院、保育園、老人ホーム、給食委託会社…
どこへ行っても忙しいし、責任は重い。気が付けば心も体も限界に近付いている。
それでも、
「この道を選んだ(資格を取った)のは自分だし」
「辞めたら負けな気がする」
「転職して今よりも悪い条件になったらどうしよう」
そうやって踏みとどまりながら、自分を攻めていませんか。
この記事では、
「向いていない」と感じてしまう本当の理由と、
栄養士が壊れやすい構造について、
私の経験をもとに整理していきます。
仕事そのものが向いていないのか、それとも”場所”が合っていないだけなのか。
一度立ち止まって考えるための材料になれば嬉しいです。
「向いてない」と感じるのは、あなただけじゃない
栄養士の仕事は、専門職でありながら、評価が見えにくい仕事です。
- 忙しいのは当たり前
- 人手不足も当たり前
- トラブルが起きないようにするのが「普通」
うまくいっても褒められることはないし、何かあれば真っ先に責任を問われる。
そんな環境で働いていれば、
「自分がダメなんじゃないか」と感じてしまうのは、とても自然なことです。
栄養士がこわれやすい理由
私は栄養士として働きだして25年以上になります。
これまでに沢山の栄養士・管理栄養士の方と関わってきました。
いろいろな現場を見てきて感じたのは、
栄養士がしんどくなりやすいのは性格や能力の問題ではないということでした。
理由はとてもシンプルで、
- 栄養士が一人しかいない職場が多い
- 相談できる相手が少ない
- 業務範囲があいまい、雑用が多い
- 「専門職だから」で仕事を抱え込まされる
こうした構造そのものが、栄養士を追い込んでしまうのだと感じています。
「向いていない」の正体は、仕事じゃなく”場所”
同じ栄養士でも、
- 現場で調理をメインとして働く仕事
- 事務作業メインで調整役として板挟みになる仕事
- 書類や制度にかかわり、相談役を担う仕事
求められる役割は、働く場所によって全く違います。
それなのに、私たち栄養士は「栄養士」というカテゴリーで全部をひっくるめて考えてしまう。
その結果、場所が合っていないだけなのに、仕事そのものが向いていない
そう思い込んでしまうのです。
そのことに気づくまでに、私も随分遠回りをしました。
知ってほしいのは「逃げ道」じゃなく「選択肢」
ここで伝えたいのは、「今すぐ辞めた方がいい」という話ではありません。ただ、
- 今の職場が全てじゃない
- 今の働き方が唯一の正解じゃない
ということを、知ってほしいだけです。
選択肢を知らないまま耐え続けると、人は少しずつこわれていきます。
このブログについて
このブログでは、
- 病院
- 保育園
- 老人ホーム
- 給食委託会社
- 保健所・市役所(臨時)
複数の現場を経験した管理栄養士の立場から、
「栄養士がこわれずに働くための考え方」を整理して書いていきます。
正解を押し付けるつもりはありません。
ただ迷っている栄養士の考える材料を増やしたい、それだけです。
おわりに
もし今、
「向いていないのかな」「辞めたいって思っている私は弱いのかな」
そんな風に感じているのなら、それはあなたがダメだからではありません。
まだ知らない選択肢があるだけです。
この場所が、
あなたにとって、少しでも落ち着いて考えられる場所になりますように。
↓続きを読みたい方はこちらをどうぞ。↓


コメント