はじめに
「仕事が憂鬱」
「辞めたい」
「もう無理」
栄養士として働いていると、一度はこんな気持ちになる人がほとんどだと思います。
このブログにたどり着いたあなたは、今まさに
「仕事を辞めるか、続けるか」
その2択で悩んでいるのかもしれません。
そんな気持ちに対して、まず伝えたいことがあります。
「今すぐ結論を出さなくてもいいんだよ」
この記事を読むことで、「辞めるべき」「続けるべき」を決める前に、一度頭と気持ちを整理する手助けになればと思います。
「辞めたい」は危険信号ではない
栄養士が辞めたいと感じる理由は、能力不足でも、根性が足りないからでもありません。
これまでの記事でも書いてきましたが、栄養士という職業は多くの職場で
- 決定権がない
- 重い責任
- 調整役・説明役・クレーム対応
- 同じ立場の人、理解してくれる人が少ない
こんな状態で働いています。
その上、業務も多忙、時間に追われながら、マルチタスクで毎日何とか切り抜けていく、みたいな状況です。「しんどい」と感じるのは当たり前、自然な反応だと思っています。
だからこそ「辞めたい」と思うほど追い込まれている状態は、あなたが真面目に仕事に取り組んでいた証拠であり、必死にやってきた証拠でもあります。
今すぐ決断しなくていい理由
そんな状況の中で、これからの人生についての判断をしていくのは到底難しく、間違った方向に行ってしまいがちです。
仮に辞めると決断したとしても、「これでよかったのかな」と不安になり、さらにしんどくなってしまうことがあります。それって、
逃げ出したいと思うほどしんどい時は、どうしても判断力が落ちてしまいます。
だから、「辞める・続ける」は一旦置いてください。まずは「心の整理」から始めましょう。
辞める以外にもある選択肢
辞めたいと思った時に、頭の中はどうしても2択になりがちです。でも実際には、たくさんの選択肢があります。
環境を変えてみる
同じ栄養士でも、
- 職場
- 上司
- チーム
- 方針
が変わるだけで、しんどさは大きく変わります。
「子育てに理解がある上司がいる」とか、「家から職場までの通勤時間が半分になった」とか。「仕事が嫌なんじゃなくて、仕事の環境が今の自分の状態に合っていないだけ」というケースは、本当に多いです。
働き方を変えてみる
働き方はいろいろあります。
- パート
- 派遣
- 臨時職
- 業務内容を絞る
確かに給料や待遇は正社員の方が優遇されていますが、正社員だけが正解ではありません。責任の重さを一段だけ下げてみると、心と体が一気に楽になる人もいます。
一度立ち止まってみる
完全に疲れ切った状態では、「何が嫌なのか」すら分からなくなってしまいます。
一旦立ち止まる勇気も時には必要です。
- 有休をとる
- 距離を置く
- 仕事のことを考えない時間を作る
それだけでも、見え方が変わることがあります。
情報を集めるという選択
決断を急がないほうがいいと言うけど、じゃあ何をすればいいのかというと、
私のおすすめは「まずは、情報を集めること」
- 私が出来る仕事内容のたな卸し
- 自分に合いそうな働き方を考える
- 栄養士以外の選択肢
- 現在の求人状況
私は、「何でもいい、今よりとにかく一歩進みたい」と思ったら、まず情報を集めるようにしています。「知るだけ」でも、何となく気持ちが少し落ち着きます。
選択肢があると分かるだけでも、人は壊れにくくなる気がします。
「今すぐ辞められない」「辞めるつもりはない」人ほど、情報を持っておくことは自分を守る力になります。
私は、今すぐ動くつもりがなくても、定期的に求人を見て「自分の市場価値」を確認するようにしています。
それでも「辞めたい」と思ったら
この記事では、「辞める前の考えかた・行動」について書いてきましたが、それでも「辞めたい」と感じるなら、あなたの心はもうとっくに決まっているのだと思います。
辞めるということは逃げでも、失敗でもありません。
「今の自分に必要な場所・働き方は、これじゃない」
そう判断できたということです。
辞める・続ける、どちらを選んだとしても、あなたが出した答えです。
大切なのは、「自分を責めながら選ばないこと」ではないでしょうか。
まとめ
栄養士を辞めたいと思った時に、一番やってはいけないのは、
「一人で抱え込んで、急いで結論を出すこと」です。
- 辞めたいと思った自分を否定しない
- 今すぐ決めなくていいんだと知る
- 仕事のことを考えない時間を作る
- 選択肢を並べる
- 情報を集める
それだけで、心の消耗は確実に減ります。
このブログは、「答えを見つけられる場所」ではなく、考えていい場所でありたいと思っています。少しでもあなたの考えを肯定できる場所になれば、幸いです。


コメント